鳥取県西伯郡伯耆町・大山(だいせん)桝水高原に位置する「ますみず天空キャンプ場」は、標高約700mの高原に広がる開放的な芝サイトが魅力。正面には堂々たる大山、眼下には日本海と弓ヶ浜半島、条件が合えば雲海まで望める“天空”の名にふさわしいロケーションです。昼間は高原の爽やかな風、夜は満天の星空と涼しい気温で夏でも快適。観光施設「大山ますみず高原天空リフト」や牧場、カフェも近く、初心者からファミリー、ソロまで幅広く楽しめる高原キャンプ場です。
【キャンプ施設紹介】

大山 鳥取県西部にそびえる中国地方最高峰の山で、標高は1,729m。美しい裾野を広げたその姿から「伯耆富士」とも呼ばれます。四季折々の自然が魅力で、登山やスキー、紅葉狩りなど年間を通じて多彩なアクティビティが楽しめます。



ご当地ファーム 山の駅 大山望(だいせんぼう) チェックインはこちらで。溝口IC近くにある山の駅。地元朝採れ野菜や果物、乳製品や精肉が並ぶ直売所なので、キャンプでの食材購入もおすすめです。館内には大山の名水を汲める給水スポットがあります。


管理棟 受付してから大山環状道路を10分ほど上がって行くと、キャンプ場に到着。



テントサイト 高原の斜面を活かした芝の広大なフリーサイト。大山側を向いた眺望サイト、風を遮る林間寄りサイトなど、ロケーションのバリエーションが豊富です。車両はサイト横付け可能です。

トイレ 水洗トイレで男女兼用×2室。最新の設備で定期的に清掃されていて、安心快適に使えます。便座温くウォシュレット付き。今までのキャンプ場で一番綺麗なトイレでした。トイレ横の蛇口は飲料可能です。
【ますみず天空キャンプ場の特徴】


大山と日本海を望む絶景:上は大山北壁、下は日本海の大パノラマ。時とともに変わる景色はまさに絶景です。このキャンプ場の醍醐味です。
標高約700mの爽快ロケーション:夏でも平地より気温が数度低く、避暑キャンプに最適。朝夕は上着が必要なほど冷える日も。
騒げるキャンプ場:音楽をかけたり大声で笑ったり、仲間とにぎやかに過ごせる近年珍しいキャンプ場。バーベキューや会話も思いきり楽しめる。(但し22時以降は音量を控え、0時以降は静かに)
観光施設が近い:天空リフト、牧場カフェ、売店などが近く、子ども連れにも飽きさせない環境。
【キャンプ利用案内】
サイト形式:芝フリーオートサイト
料金:1人2900円(小学生以下1500円)と自動車1400円(筆者はソロ、普通自動車で合計4300円)※条件により価格が変わるので料金は公式情報をご確認ください
予約方法:公式WEBフォーム
利用時間:チェックイン 14:00〜/チェックアウト 〜11:00(プランにより変動)
設備:水洗トイレ/水道(飲料可能)/注意・炊事場なし
注意事項:焚き火など薪使用は一切禁止/ゴミは全て持ち帰り/高原ゆえに急な突風注意
【アクティビティ・体験ポイント】
絶景&星空撮影:このキャンプ場1番のポイント、ロケーションの良さ。気温差や湿度条件が合うと雲海が広がることも。夜は街明かりが全くなく、天空の遮りがないため、広大な星空が広がります。
天空リフトで絶景空中散歩:「大山ますみず高原天空リフト」で大山北壁と日本海の大パノラマへ。サンセットや星空リフトイベントも開催されることがあるので要チェック。
牧場スイーツ&ソフトクリーム:牧場直営レジャー施設「ミルクの里」で濃厚なソフトクリームやチーズケーキを味わえます。 (注意・改装工事の為、2025年9月〜2026年4月頃迄、休業)
大山登山・トレッキング:車で移動すれば大山寺エリア・夏山登山道へアクセス可。軽ハイキングから本格登山まで楽しめます。
サイクリング:大山周辺はサイクリストに人気の高原ロード。レンタサイクル情報は観光案内所で確認を。
【アクセス情報】
📍住所:鳥取県西伯郡伯耆町金屋谷793-44
🚗:米子自動車道・米子ICから約30分/米子道・溝口ICから約10分
🅿️駐車:車横付け可
【実際に泊まってみた感想】2025年7月26日宿泊
ここは、絶景を存分に味わう“風景優先”のキャンプ場だと思います。広大な高原は芝が丁寧に刈り込まれており、どこにテントを張っても絵になります。ただしサイトは斜面が多く、完全な平地は限られます。平地にテントを貼りたい場合、早めに入っていい場所を確保した方がいいと思います。
設営では風対策が要。高原ゆえに急な突風が吹くこともあるので、タープは低めに構え、長めのペグと多点取りのガイロープでしっかり固定しました。実際、昼はほとんど風のない日でしたが、夜から早朝にかけて時折、強い風が吹きました。雲が多い日は天候の急変もあり得るので、就寝前にロープの緩みをチェックしておくと夜間も安心です。
薪の使用が一切禁止で焚き火はできません。焚き火好きの私としては最初こそ物足りなさを心配しましたが、ここでは景色そのものがごちそうでした。眼下に米子市街と弓ヶ浜半島、背後には大山北壁という贅沢なパノラマを、朝から晩までたっぷり堪能できました。米子周辺と弓ヶ浜の色が刻々と変わり、大山の陰影が伸びて、やがて空いっぱいの星へ。今回は「桝水の夏祭り」と日程が重なり、大山に花火が咲く光景をサイトから眺められたのも嬉しい体験でした。
設備面では、トイレが最新式で非常に清潔。これまで訪れたキャンプ場のなかでもトップクラスの快適さでした。トイレ棟脇の蛇口は飲用可能で助かる一方、炊事場はありません。携行タンクやジャグ、ウェットシートを準備し、洗い物を出さない調理計画にしておくとスムーズに過ごせます。
音環境については、山陰では珍しくスピーカーの音出しが認められています。静かに避暑地の時間を楽しみたい場合は、広いサイトを活かして周囲から十分に距離をとるのがおすすめ。今回は運よく他の利用者と離れて設営でき、音はほとんど気になりませんでした。
今回はオートキャンプで車を近くに置けたため設営・撤収も楽でした。また、就寝時は害獣対策としてゴミは車内へ保管し、熊鈴も携行しておきました。
昼から夕方にかけて弓ヶ浜の色が深まる様子、日没後のマジックアワー、そして満天の星空へと主役が移り変わっていく時間の流れを、ゆったり追いかけるのがこの場所の醍醐味です。
―――― ※料金・利用時間・設備などは変更される場合があります。最新情報は公式サイト・管理者へ直接ご確認ください。

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