はじめに
こんにちは。mind reset campへようこそ。
キャンプ初心者の方でも、「ギアが多すぎて何を揃えればいいの?」と感じたことがあるはず。そこで今回は、実際に僕が愛用している“ギアボックス”を写真とともにシェアします。
「必要なもの」「おすすめの選び方」「使い方のコツ」など、実体験ベースで分かりやすくお伝えします。
キャンプを始めたばかりの方、これから道具をそろえようとしている方にとって、“最初の一歩”となるように、ギア選びの楽しさや奥深さを感じてもらえたら嬉しいです!
今回はギアボックスの後半・上段編です。前半・下段編と合わせて読んでください。
私の使っているギアボックス紹介
私が愛用しているギアボックスは「トランクカーゴ30L」。以前は50Lサイズを使っていましたが、キャンプに慣れてくると“必要なものだけ”を厳選できるようになり、この30Lサイズがちょうど良く感じるようになりました。
容量はコンパクトでも、必要なギアはしっかり収納可能。車のラゲッジスペースが限られている私にとって、省スペースかつ効率的にパッキングできるこのサイズ感は大きな魅力です。
さらにこのボックス、丈夫なつくりなので「簡易的な踏み台」としても使えます。高さのある荷物の積み下ろしや、タープ設営の時にも活躍してくれます。
天板がフラットなので、ズボラな私はサイトで“即席テーブル”代わりに使ってしまうことも。見た目もシンプルなので、どんなスタイルのキャンプにも馴染むところも気に入っています。




上の段には主に食器類とギア収納ケースを配置。食器用のカゴはトランクカーゴのドア部分にフックで引っかけ、キャンプ中はそのまま使える仕様です。カゴは100円ショップで見つけたもので、サイズは160×260×100mm。洗い物の際はこのカゴにまとめて運び、洗った後もそのまま干せるので、動線もスムーズです。キャンプ中は写真のようにフックに引っ掛けておくと、ボックスの中がスッキリし物が取り出しやすいです。
横に置いてあるのが、ワイルドテックのギアケース(FUKUさんとのコラボモデル)。カトラリーや細かなギアがしっかり収まる構造で、仕切りの配置が絶妙。仕切りサイズがギアと相性がよく、非常に使い勝手のよいケースです。容量も多く、収納力も抜群です。今回の後半は、この上段の紹介です。下の段の紹介は前編をご覧ください。
ギアボックス下段編はこちら
中身のギア解説

上段隙間に食器洗い洗剤・スポンジ・金タワシを100均ポーチに。あとGREEN MOTION(グリーンモーション) エコキッチンクリーナ―、簡単な食器洗いはスプレーしてペーパータオルで拭き取るだけで簡単時短の優れものです。植物由来で日本製の為、安心安全、環境にもいいのでおすすめです。

カゴの中身の食器関係。ナフコで買ったアカシアの木皿。この楕円の形が嵩張らず、カゴにちょうどよく、立ててもトランクカーゴの蓋を閉める時、邪魔になりません。
よく使うスパイスは、ほりにし(写真は地方限定ラベル)とマキシマム。ほりにしは、焼いた肉にレモン汁を加えて仕上げにほりにし。色々買ったけど私は、ほりにしの定番が一番好きです。マキシマムは焼く前の下味に使っています。
100均のシェラカップポーチに、ダイソーの取手が折りたためるステンレスシェラカップ、セリアのシェラカップ蓋、スノーピークのチタンシェラカップ×2ケを入れてます。ダイソー折り畳みシェラカップとセリアシェラカップ蓋は、110円でもクオリティーの高く使いやすいです。
スノーピークチタンシェラカップは、ブランドとチタンの組み合わせで気分を上げる為に購入。チタンはとても軽く、取手は手に馴染みやすいカーブを描いて持ちやすいです。
SOLAのケトルに、メッシュストーブ、スノーピークのマグカップ×2ケをスタッキング。
ケトルはたまたま家にあったSOLAという物をずっと使い続けています。もともとは、ステンレスケトルにマグカップ2ケとボール2枚がスタッキングされているもので、2600円とコスパはいいです。キャンプ初心者の時から使っていますが、安価なのにしっかりしていて、変形など無く、目盛もついていて、このサイズ感が私には合ってます。持ち手がプラプラするのは安い物なのでしょうがないですね。
メッシュストーブはアルコールストーブの五徳で使用しています。このメッシュストーブは優れもので、アルコールストーブの五徳として問題なく使用でき、そのまま風防なので、湯沸かしが楽になりました。
スノーピークステンレス真空マグ450。ダブルチタンマグも買ったんですが、保温、保冷にはステンレス真空マグが断然良く、結露も全くないのでお勧めです。
スノーピークチタンマグ300。そのまま加熱する用に軽量のシングルチタンマグをスタッキングしています。


ギアケースの中身。こちらは火周りのギア。
まず、フルタングナイフ。Amazonで安価な物のずっと使用しています。主にフェザースティックを作るのに使用しています。安価なのにしっかりしたフルタングナイフです。
風防は使わないので、とりあえずダイソーの物を入れてます。
火吹き棒とファイヤースターターは山麓工房を使っています。山麓工房の製品は無期限保証で、実際、私の使っていた火吹き棒が破損してしまいましたが、連絡したら新品の製品を送って頂きました。ファイヤースターターはキャンプ初心者の時、安価な物で試しましたが、全然付ける事が出来ず、断念していましたが、このファイヤースターターを使ったところ、簡単に付ける事が出来ました。
ノコギリはシャークソーコンパクト。メインのノコギリは薪バックに入れていて、こちらには2人で薪切りする 時のために予備のショートノコギリを常備しています。高儀の道具は安価で使いやすいのが特徴でおすすめです。
着火剤は文化たきつけ。安価で火がつきやすい。半分に折って使っています。半分でもしっかり着火します。リンクは貼っておきますが、ホームセンターで200円以内で売ってます。
点火装置はSOTOスライドトーチ。火口が伸び、火力が強いので使いやすいです。
燃料用アルコールはナルゲンの燃料ボトルに。口が広くてリリース時、漏斗がいらないです。
アルコールストーブは貰い物でメーカーは分からないけど、問題なく使えています。
ランタンはゴールゼロのライトハウス マイクロフラッシュ。超軽量で持ち運びやすく、USB充電式で電池不要。明るさも充分で、吊り下げ・置き型どちらでも使える万能ランタンです。初心者の時、正規価格で買えなくて、模造品を買いましたが、本物を使ってみて、持続時間や充電速度などよく所有感を満たしてくれます。


キッチンバサミはamway社製と予備のミニナイフは安価な物。
折り畳みトングはキャプテンスタッグのたためるソロトング。全長約21cmで折りたたむと約14cmに。軽量・コンパクトで収納性抜群。3年以上使ってますが、問題なく使えています。
メインの調理ナイフはオピネルNo9。折り畳みサイズ12cmが収納に丁度よくNo9に。ハンドルの形状が持ちやすく、切れ味も素晴らしです。
カッティングボードはフォッジルズ。薄く折り畳めて、デザインがよく購入。このギアケースにシンデレラフィットでした。
ラドル、ターナー、チタンスプーンはダイソー。特にラドルはしゃもじ、お玉、スプーンとして使え、100均キャンプギアの中で特に優秀と思っています。調味料ボトルも100均製品。
お箸はカトラリーの中では一番よく使うので、少し高価ですが、モンベルのスタックイン野箸を購入。安価の物だと使っている時ネジが緩む事が多く、モンベルは基本緩みません。先端の木の部分も硬く、ずっと折れずに使用できてます。
おわりに
今回は、私が実際に使っているギアボックスの“上段”の収納と工夫についてご紹介しました。限られたスペースの中でも、使い勝手を追求することで、より快適で効率的なキャンプ時間が過ごせるようになります。
道具の収納や整理は、キャンプスタイルが定まってくるにつれて自然と自分らしく進化していくものです。この記事が、皆さんのギア選びや収納のヒントになれば嬉しいです。
前編では“下段”の中身を紹介していますので、そちらもぜひチェックしてみてください。
今後も、実際の使用感をもとにしたリアルな情報をお届けしていきますので、お楽しみに。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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