はじめに|毎週キャンプを快適にする“相棒”
毎週キャンプに行く生活を続ける中で、大事なのが「ギアボックスの整理」。忘れ物を防ぎ、設営・撤収もスムーズにするためには、“いつもの装備”が整っていることがポイントです。
今回は、節約ズボラキャンパーである私が愛用している「ギアボックスの中身」をご紹介します!初心者の方にも参考になる収納のコツや、100均で揃えられるアイテムもあわせてお届けします。
私の使っているギアボックス紹介
私が現在使っているギアボックスは「トランクカーゴ30L」です。以前は50Lサイズを使用していましたが、持ち運びやすさや積載効率を考え、ギアを厳選して収めて30Lに行き着きました。私の車のラゲッジスペースは1,370Lと限られているため、無駄を省いたコンパクトな収納が重要です。また、駐車場からキャンプサイトまでの往復をなるべく少なくしたいという理由もあります。
トランクカーゴは頑丈で、時には簡易椅子として、時には踏み台として使用できるほどハードに使えるのも魅力の一つ。フタ部分を簡易的に小物置きにすることも。




上段に食器関係とギアケース。食器関係のカゴはトランクカーゴにドアフックをつけてキャンプ中はひっかけておきます。カゴは100均(160×260×100)バスケット。洗い物時はこのカゴに入れて持ち運び、乾燥もそのまま干します。
上段横にはワイルドテックギアケース(FUKUさんコラボ)。カトラリーなど細々した物のほとんどが入っています。このギアケースはコンパクトながら、仕切りなどが人気のギアのサイズに合いやすい。とても優れたギアケースでお気に入りです。このギアケースだけでもかなりのボリュームの為、上段は後半で紹介いたします。
中身のギア解説


下段は(300×200×150)のカゴを仕切にして、カゴ・縦置きスペース・カゴと壁面のスペースに分けています。

まずは、縦置きスペースのギア。
オイルランタン(小)キャプテンスタッグ。縦置きスペースにちょうどいいサイズです。ちょっと上部が凹みましたが、3年以上破損なしで健在です。
セリアの燃料ボトルにパラフィンオイル。
CB缶を養生テープに入れておく。養生テープはいざ何か貼り付けしたい時に役立ちます。剥がしてもノリは残りません。CB缶は春から秋にかけては安価な物。冬はSOTOなどのパワーガスにしています。CB缶は冬の低温時には着火しにくいですが、パワーガス缶とバーナーSOTO・ST-340の組み合わせで点火しなかったことはないです。
蚊取り線香はパワー森林香。携帯防虫器は黒く塗装しました。風向き変わるので常備2ケ設置します。
ホットサンドメーカー。分離させ卵を焼くフライパンがわりに使うので、シンプルな安価なタイプ。ダイソーのホットサンドメーカー用カバーに入れてます。
下段カゴの隙間には、
90Lポリ袋。雨中の撤収時はテント、グラウンドシートを入れる緊急用。
着火剤は文化たきつけ。安価で火がつきやすい。半分に折って使っています。半分でもしっかり着火します。リンクは貼っておきますが、ホームセンターで200円以内で売ってます。
ウォータージャグ5L。薄くなるので収納にかさばらず、吊るしたり、自立もするので、使いやすいです。1回だけナイフが当たり、小さな穴が開きましたが、瞬間接着剤で修理して、3年間、問題なしに使用できています。

(300×200×150)のカゴ中身です。
スノーピーク(snow peak) アルミ パーソナルクッカーの中にSOTO ST-340をスタッキング。
セリアのポーチ。1つは100均の燃料ボトルにオリーブオイルなどの調味料と梅干しなどのご飯のあて。1つはドリップコーヒーやお茶などのティーパック。
ダイソーのミニメスティンにお米1.5合をスタッキング。メスティンケースも100均。
紙のタオルはキムタオル。しっかりしていて、ナプキンや雑巾になります。切れ端はファイヤースターターの着火剤に使用。
ニトリル手袋。エステー社製品がおすすめ。ススや油汚れの洗い物で手を汚さないし、冬は素手よりこれ1枚つけるだけで冷たさが少しマシになります。エステー社製は使い捨て手袋の中では丈夫です。
おわりに|自分だけのギアボックスをつくろう
ギアボックスは「持ち物の基地」。一度しっかり整えておくと、毎回のキャンプが驚くほど快適になります。今回ご紹介した中身や収納方法が、あなたのギア選びや整理のヒントになれば嬉しいです。
後編では“上段”の中身を紹介していますので、そちらもぜひチェックしてみてください。

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