ソロキャンプ焚き火台ピコグリル398|使い続けてわかった本音と498との違い

キャンプギア

はじめに|なぜ今さらピコグリル398
ピコグリル398って、もう定番すぎて語ることないんじゃない?」
キャンプ場でもよく見かけるし、YouTubeでも散々取り上げられてきたギア。でも、実際に手にして、何度も焚き火をともにしてきた今だからこそ言える「リアルな本音」があります。
このレビューは、低コストで自然を楽しむをテーマに活動しているmind reset camp目線でお届けします。節約キャンプ視点で「コスパに見合うか」も正直に書いていきますので、購入検討中の方はぜひ最後まで読んでみてください。

ピコグリル398とは?
ピコグリル398は、スイスのSTC GmbH社が開発した超軽量焚き火台です。もともとはハイキングをしながら焚き火も楽しみたいという、ヨーロッパのアウトドア文化から生まれたギアです。
シリーズ名の数字は「重さ(g)」を意味しており、398は本体約365gのモデルです。

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スペック一覧

項目詳細
メーカーSTC GmbH(スイス)
収納サイズ約33.5 × 23.5 × 1cm(A4サイズ)
組立サイズ約38.5 × 26 × 24.5cm
本体重量約365g(スピット・ケース除く)
総重量約491g(スピット2本・ケース含む)
素材ステンレス鋼
付属品スピット(串)×2本、収納ケース、説明書
参考価格約14,000〜17,000円前後(正規品)

開封・セット内容

パッケージを開けると出てくるのは、シンプルそのもの。

ファイヤープレート(火床) × 1枚
フレーム(脚) × 1セット
スピット(串) × 2本
収納ケース × 1枚

余計なものが何もない潔さが、このギアの哲学を物語っています。収納ケースはペラペラの布袋ですが、それでいい。必要なものしか入っていない。節約キャンパーとして、この「引き算の思想」は素直に好きです。


組み立て方|10秒で完成するシンプルさ

組み立ては、本当に簡単です。手順はたったこれだけ。

設置まで10秒かかりません。 テント設営などで疲れた時、簡単に迷わず組み立てられるのは嬉しいポイントです。


実際に使って感じた「良いところ」5選

① とにかく軽くて薄い|パッキングがラク

総重量491g、収納時の厚さ約1cm。バックパックのちょっとした隙間にも入ります。

薪割りナイフや焚き付けと一緒に、まとめて1つのポーチに収まるレベル。車でのキャンプはもちろん、徒歩やバイクキャンプでも苦にならない携帯性です。

② フルサイズの薪がそのまま乗る

キャンプ場近くのホームセンターや道の駅で売っている薪の多くは、規格として約36〜45cmの長さ。ピコグリル398はその薪をそのまま乗せられます。

「薪を割る道具が要らない」というのは、ミニマルキャンプをしたい人間には大きなメリット。現地調達した薪を余計に加工せずそのまま使えるのは、手間とコスト両方の節約になります。

③ 燃焼効率が高く、後片付けが楽

プレートの中央が「くの字」に折れていることで、炎への空気の通り道が自然にできます。これにより燃焼効率が高く、薪がしっかり灰になりきってくれます。

燃えカスが少ないのは、後片付けが楽になるだけでなく、自然へのダメージを最小限にするという意味でも大切なこと。美しいフィールドで焚き火を楽しむ私たちにとって、これは決して小さくない美点です。

④ 見た目の美しさ|機能美という言葉がぴったり

薄いステンレスのプレートとシンプルなフレームが組み合わさった佇まいは、正直「かっこいい」の一言。火を入れると、この華奢な鉄の枠の中で燃える炎が映えるんです。

「見ていて飽きない焚き火台」というのは、使い続ける気持ちになります。ギアに愛着が湧けば、丁寧に使うようになる。長く使えるということは、節約にもつながります。

⑤ 耐久性は見た目以上

細身のフレームを見て「こんなので大丈夫?」と思う方も多いはず。私も最初はそう思いました。でも実際にはフルサイズの重い広葉樹薪を乗せ、さらにクッカーを置いても全く問題なし。ステンレスの強度と構造的な安定感が、見た目の心配を裏切ってくれます。

正直に言う「気になった点」4つ

① 薪の消費が速い

燃焼効率の良さは長所でもありますが、裏を返すと薪の減りが速いということ。特に針葉樹の薪や、風の強い日はあっという間に燃え尽きてしまいます。薪を多めに準備しておくか、広葉樹薪を選ぶとよいでしょう。

② 調理時の火力調整がコツいる

火床からスピット(五徳)までの距離があるため、強火すぎたり弱火すぎたりと、火力のコントロールが最初は難しく感じます。慣れと工夫が必要な部分です。

③ スピットが動きやすい

付属のスピット(串)は、フレームに「置くだけ」の構造。クッカーを乗せると少し不安定さを感じることがあります。重いダッチオーブンなどを使う場合は、サードパーティ製の安定五徳を検討するのが◎です。

④ 中央の隙間から灰が落ちる

プレート構造上、中央の折れ目部分から灰が少しずつ下に落ちます。芝生サイトや土の上で使う場合は、焚き火シートを敷く習慣をつけておくことをおすすめします。


📊 ピコグリル398 vs 498|どちらを選ぶべきか?

両方を実際に使っている立場から、正直に比較します。

498は火床がより平面に近いため、数字以上に広く感じます。

398は火床がより高く、芝生へのダメージは少なそう。

比較項目ピコグリル398ピコグリル498
収納サイズ33.5×23.5×1cm35×25×1.8cm
組立サイズ38.5×26×24.5cm41×28×21.5cm
本体重量約365g約490g
スピット高さ調整❌ なし2段階調整可能
天板サイズやや小さめ3cm広い
プレートの外れにくさ△ 劣化で外れやすくなることも改良済み
火床から地面の距離8.5cm約6.8cm
最大耐荷重記載なし約15kg
価格帯14,000〜17,000円約17,000〜20,000円

398の方が向いている人

焚き火そのものを楽しみたい人・軽さを最優先したい人 には398がベスト。シンプルに薪を燃やして炎を眺める、ソロ焚き火の王道を楽しめます。バイクや徒歩キャンプなど、積載を極限まで減らしたい場面でも498より有利です。比べると、火床が高く芝ダメージは少なく、湾曲が大きく火床は狭い。

498の方が向いている人

焚き火料理にこだわりたい人には498がおすすめ。スピットの2段階高さ調整によって、強火での焼き物から熾火でのじっくり煮込みまで対応できます。「焚き火もしたいけど、ちゃんとキャンプ飯も作りたい」というスタイルにはこちら。比べると、火床がより平面に近く広く、低く芝ダメージがある。

mind reset camp的結論

焚き火を純粋に楽しむなら398。料理も本気でやるなら498。」

どちらが”優れている”かではなく、自分のキャンプスタイル次第。私の場合は両方持っていて、山でのミニマルソロは398、料理を楽しみたいときは498と使い分けています。もし1本目として選ぶなら、人気が高く価格が安い398から始めて焚き火の楽しさを知るのがおすすめです。

こんな人におすすめ

初めての焚き火台を探している人

ソロキャンプ・バイクキャンプ・バックパックキャンプをしたい人

荷物を極力減らしたい人

シンプルなデザインが好きな人

焚き火を「眺めて楽しむ」ことを大切にしている人

【mind reset camp式 アイコンレビュー】

節約キャンパーの私が実際に使って、完全主観でレビューしました。感じ方には個人差がありますので、あくまで参考程度にどうぞ。

評価項目評価コメント
軽さ・コンパクトさ⭐⭐⭐⭐⭐A4サイズ・491gは他に類を見ない
設営のしやすさ⭐⭐⭐⭐⭐10秒設置は楽
焚き火の楽しさ⭐⭐⭐⭐⭐炎が映える、眺めて飽きない
調理のしやすさ⭐⭐コツがいる。慣れれば問題なし
耐久性⭐⭐⭐⭐⭐見た目に反して丈夫。長く使える
コスパ⭐⭐1万円台は高いが、長く使えるなら納得

まとめ

ピコグリル398は、「これ以上削れない」というギリギリのシンプルさの中に、焚き火の本質が詰まった道具だと思っています。

使えば使うほど、炎の扱い方が上手くなる。薪の選び方を考えるようになる。自然の中での時間をより丁寧に過ごせるようになる。

高価なギアではありますが、長く使い続けられるものに投資するのも、長い目で見れば節約です。「お金をかけずに自然を楽しむ」をモットーにしている私でも、このギアに使ったお金は後悔していません。

山陰の美しい自然の中で、ピコグリル398の炎を眺めながら飲む一杯は、今日もちゃんと心をリセットしてくれています。


このレビューは mind reset camp の実際の使用体験をもとに執筆しています。 👉 mind reset camp トップページへ

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